6.プリペイントモデルの製作
それでは、組み立て説明書に従って作っていきましょう。
金型成形の都合で、余分な部分が付いたパーツがあるので、組み立て説明書の指示に従って切り取りましょう。
パーツ同士を仮組みし、接着する部分(上の写真では赤い斜線の部分)を確認します。接着面に接着剤を付け接着していきます。
マフラーはメッキパーツで接着剤が使えないので、今回はボンドを使用して接着します。
パーツを組み立てていきます。まずはシャーシから。タイヤが曲がるようにするため、上の写真のAの部分は接着しないよう注意しましょう。
内装で注意する箇所はハンドルです。メーターのデカールを先に貼ってからハンドルを接着するように注意しましょう。
内装部分の完成です。プリペイントモデルは全てのパーツが塗装済みのため、内装も塗装無しで見栄え良く作成する事ができます。
窓を接着します。窓はクリアパーツなので、接着剤がはみ出さないように注意しましょう。
ライト周りです。ここではボンドで接着します。細かいパーツが多いので、パーツの紛失やボンドのはみ出しに注意しましょう。
ボディとシャーシの接続です。このとき、シャーシ前後のつめがしっかりとボディの穴に嵌るよう注意しましょう。
ボディパーツを嵌める際は、接着剤は使用しませんのでご注意ください。
最後に外装のデカールを貼ります。細かいパーツや曲面に貼るデカールもあるので、慎重に貼り付けます。
完成です!
完成品
塗装無しでここまでリアルにでき上がると作りがいがあります。パーツごと塗り分けがされているので、模型初心者でも作りやすい!
プラモデル入門のキットとしては、自信を持ってお勧めできる製品です。
一般的な無塗装キットとの比較
写真はプリペイントモデルと通常の無塗装のキットを一切塗装せずに組み立てた状態の比較です。無塗装のキットでも組み立てる楽しさは十分味わえますが、プリペイントモデルは初めから塗装されているので、組み立てるだけで見栄えのする完成度となっています。模型初心者の方や時間の無い方でも、簡単にプラモデルの楽しさを味わえるキットになっていますので、皆さんもぜひ製作にチャレンジしてみてください!